ケレン機

よく、機材機材というブログのタイトルのもとに、資材のことを書いていることの方が多いのですが、今日は本当に機材のことを書きます。

 

 

ケレン機というものです。

 

ケレン機とは、名前のまま、ケレンをする機会のことです。

建枠やアンチをケレンするときに使用する機材です。

 

 

 

まあ、磨くってことですね。

 

 

 

結構大きいマシーンで、(まあ、建枠やアンチがすっぽり入る大きさ以上ですからね)、お値段も結構するそうです。

 

 

 

なので、簡単に買い替えることができません。。。

 

 

 

 

が、実は最近、不具合が続いて困っています。

 

 

 

 

 

先日、出荷予定があって、それの準備をしていたわけなのですが、まったくもって進まずに1日に2人がかりでたったの80枚しか作ることができませんでした。

 

 

 

で、他のその作業にあたっていなかった方は、どうしてそんなに遅いのかが理解できずに、その2人が怒られていました。。。

 

 

 

 

 

確かにその枚数は。。。と、もちろん私も思うのですが、他の方も、マシーンの不調を知っていたはずで、もうちょっと2人の言い分にも耳を傾けてあげるべきなのになあと、ちょっと思っていました。

 

 

 

 

というのは、その2人は外国人で、ちょっとコミュニケーションを図るのが難しいのです。。。

 

でも、2人は何度も他の人にマシーンの不調を訴えたり、道具が足りていないことを言ったりしていたそうですが、誰も十分な解決策を出してくれなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

で、以前に一度、ケレン機が火を噴いたことがあったのですが、そのあとにまた修理してもらったのか部品を変えたのかで又使っています。

 

 

 

 

でも、連続起動すると詰まってしまったりするので、以前のように連続では使えなく、20枚くらいで1回止めなくてはいけないのです。

 

さらに、以前は2枚を少しずらして横に並べてケレンすることができていたそうなのですが、今では、横に並べると中で傾いてしまって詰まりやすくなるからということで、1枚ずつで、しかもそのあいだに30cmほどの間隔をあけて入れなくてはなりません。

 

 

そのように気を付けていても、時々詰まってしまって、フォークリフトを持ってきて引っ張り出さなくてはいけないという一苦労です。。。

 

 

さらに、手に持って使うサンダーだかさんだんというマシーンがあるのですが(耳で聞いただけなので、ちょっと本当の名前はわかりませんが。。。)、それも切れ味が悪くなってきていましたが、以前、会社のものだと思って使った道具が、誰かの私物だったり、会社のものであったとしても誰かが運転しているフォークリフトからとってきて、怒られたことがあり、使っていいといわれていないものを使いたくなかったようです。

 

それに、ふだんから、なるべくマシーンを使わずに手でやるようにと言われているので、そのマシーンが必要な時にも出してもらえていなかったようです。

 

 

 

そして、その80枚しかできなかった日というのは、とってもきれいにケレンをしていたのです。

 

 

 

ケレンの度合いがどの程度までしたらばよいのかということなど、いう人にもよって違うし、その時々によっても違うので、わからなかったのでしょう。

 

 

 

例えば、中古の足場資材の場合には、以前使っていたトビさんの組の名前が書いてあったりします。

 

で、以前はその名前のある面を全部削っていたのですが、結局スプレーをかけるからいいということで、今では名前のところだけを消せばいいので本当に早くなりました。

 

 

 

 

別に、その2人が1日に80枚しかできなかったというのは、何もサボっていたからというわけではないのです。一生懸命丁寧に(必要以上に)仕上げていたしマシーンが詰まらないように、言われたことを守って、自分たちでも考えてやっていたのです。

 

 

 

まあ、実際、外国人が日本で働くのだから、ある程度はいい文化も悪い文化も日本流に合わせなくてはいけないのかもしれません。

 

 

もちろん、日本人同士だって人によって考えることや文化が違うことでしょう。

 

 

 

別に、ここの資材センターで働いている人たちは、外国人と仕事がしたいわけでも、コミュニケーションの専門家というわけでもありません。

なので、お互いの文化差に困ることはあると思うのですが、もうちょっとお互いを理解できたらいいですね。。。

 

 

 

 

で、その遅いといっていた人も、作業に入ってみたらやっぱりそんなに早くやることができないのです。

なので、言われた側としてはあんまり納得がいっていなかったようですね。。。

 

 

 

まあ、それもそうと、ケレン機の話で言うのならば、なぜそんなに調子が悪いのでしょう。特に、アンチの爪のところがケレン機に引っかかってしまうようです。

 

 

 

ケレン機が直ってくれるか、できれば新しいものに買い替えてほしいですね。。。

 

もちろん高いのはわかっていますけれども、2人で1日30枚だと、1枚のアンチの整備費に250円から500円ほどかかってしまうそうです。。。

 

 

それに、マシーンが動かないせいで遅いって怒られるんじゃあ、怒られた方だって気分良くないでしょうからね。。。

 

 

 

 

もちろん、ケレン機が高いのはわかっていますが。。。